広東深セン市の司法局がこのほど「高水準の法治で深センの高品質発展を保障する若干措置」を発表した。深センの高品質発展を全力で推進することを狙い、法治環境の最適化、渉外法治整備の深化などに関する16の具合的な施策を打ち出した。
この「若干措置」は、「知的財産権保護はすなわちイノベーション保護そのもの」という理念を実行することに向けて、法律の普及啓発や調停、公証、司法鑑定などの手段を総合的に運用し、ハイテク企業に事前の予防、事中の保護、事後の救済を含む、全チェーンでの知的財産権保護を提供するよう要請している。また、国内外から高い水準を持つ法律事務所と弁護士を積極的に誘致し、一流の法律事務所の育成を加速させることとしている。
この外、「若干措置」には、深セン、香港、マカオ間の法治分野における交流、協力の全面的な深化、中外合弁法律事務所に関するパイロット事業の実施、国際商事紛争解決センターの建設推進などの施策が盛り込まれている。
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