中国で昨年リコールされた新エネルギー車が160万台超で過去最多に上った。

 国家市場監督管理総局公式サイトの13日の発表によると、中国本土では2023年に計214回のリコールが実施され、対象となったのは672万8000台。前年よりそれぞれ4.9%、49.9%増加した。

 このうち、新エネルギー車のリコールは72回。対象は160万3000台で、前年比32.3%増加し、過去最多を記録した。

 また、消費者から同局に寄せられた自動車欠陥報告は計2万3200件で、うち新エネルギー車に関するものが5216件だった。バッテリーやモーター、制御装置の不具合が24.9%を占めたという。

 このほか、ソフトウエアのアップデートで行うOTA(Over The Air)リコールは計6回で、対象は117万3000台、前年比32.2%増となった。

 中国自動車工業協会によると、23年の中国本土の自動車販売台数は12%増の3009万4000台。うち、新エネルギー車は37.9%増の949万5000台となり、市場占有率は31.6%に達した。

出所:Record China

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